2020.4.3

読みもの

きれいでかわいい刺しゅうレース

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春といえばレースがたくさん。レースや刺しゅうがお好きな方は心がはずむ季節ですね!

 

アミ・ブルージュのレースは様々な技法が用いられていますが、色とりどりの刺しゅう作品は、きれいなもの、かわいいものがいっぱいで自分好みのものを探す楽しさがあります。

そこで本日は出来上がるまでの工程をご紹介したいと思います。

 

ひと昔前は職人さんが足ふみミシンを使っての刺しゅうだったため、1枚作りあがるまでにとても時間がかかりました。

今は機械化されてすべてがオートメーションで・・・というわけではなく、実際はアナログな工程がまだまだ秘められています。

 

では、まずデザインから。

いきなりまさかの手描きなんです!!

お花や果物などを生き生きと表現するために模様のサイズやバランスを調整しながら絵を描く。という昔と変わらない方法でデザインを興していきます。

デザイナーさんのセンスが光る工程ですね。カラー部分は色鉛筆で塗ってどのような雰囲気になるかを見定めます。ちょっと失敗したときは消しゴムで消して描きなおしです(汗

 

この手描きした紙のデータをコンピューターに取り込みます。

刺しゅうする箇所のミシン針の動き方をプログラムするという工程です。針が入る場所すべてにマーキングをしていくので、たとえば500円玉くらいの薔薇を作るのに20~30分程度時間を要します。

コースターサイズならまだしも、テーブルクロスになったら一体どのくらい時間がかかるのだろう・・・。

 

プログラミングを終え、いよいよ刺しゅうが始まります。

 

まずは生地にカラー部分の刺しゅうを入れていきます。お花のグラデーションがとてもきれい。

カラー部分の工程が終わり、お花の輪郭をコード刺しゅうでかたどっていきます。

立体的な刺しゅうに仕上がりますよ。

 

コード刺しゅうティッシュボックスカバー

刺しゅう部分が仕上がったあと、お品物の形に沿って裁断します。

生地の中に切り抜かれた部分がありますね。これはカットワークという技法で、職人さんが手作業でカットします。昔は天然素材が多かったのでカットしたら糸のほつれが出ていましたが近代の作品はポリエステル生地を使用しており熱を利用して溶かし切る工程に変わってきました。

切り抜きながらほつれを抑える効果もあり、見た目の仕上がりが格段に進歩しました。

 

 

どうでしたか?

手描き→プログラミング→刺しゅう→裁断・カット仕上げ。

小さなお品物でもひとつひとつ時間をかけて丁寧に作られている刺しゅう作品。

今年の春もきれいなお品物をお届けいたします。

 

コード刺しゅうの代表的な作品はこちら↓↓

いちごシリーズ

 

リボン&ローズシリーズ

 

パルテールシリーズ

 

ヴィオラシリーズ

 

ダニューブシリーズ

 

アネモネ ミストラルシリーズ

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